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いいなづけ
ふりがな文庫
“いいなづけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
許嫁
60.0%
許婚
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
許嫁
(逆引き)
地方には
能
(
よ
)
くある
習
(
ならい
)
、角川の市郎と冬子とは
所謂
(
いわゆる
)
許嫁
(
いいなづけ
)
の間柄で、市郎が医師を開業すると同時に、めでたく
祝言
(
しゅうげん
)
という
内相談
(
ないそうだん
)
になっている。
勿論
(
もちろん
)
、二人の間に異存は無かった。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
まず
許嫁
(
いいなづけ
)
の
伊太郎
(
いたろう
)
が、肺を病んで病没した。そうして大家伊丹屋は、維新の変動で没落した。
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
いいなづけ(許嫁)の例文をもっと
(3作品)
見る
許婚
(逆引き)
そのうちに、横田さんと保子さんとの結婚の話がまとまって、二人は公然と
許婚
(
いいなづけ
)
みたいな交りをすることになった。それを見て吉川さんはひどく煩悶しだした。
反抗
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
許婚
(
いいなづけ
)
の人も居たんだけれど、寄りつきもしなくなったわ。あなた許婚なんてこと嫌いだわね。私も嫌いよ。で、けっきょくその方がよかったわ。それから
種々
(
いろん
)
な惨めな目を見て来たわ。
掠奪せられたる男
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
いいなづけ(許婚)の例文をもっと
(2作品)
見る
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