“あんし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
晏子57.1%
暗枝14.3%
暗示14.3%
暗視14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晏子あんし莊公さうこうし、これこくしてれいしかのちるにあたつて、所謂いはゆる(七二)さざるはゆうもの
空にはかさのかかった月が、無気味ぶきみなくらいぼんやりあおざめていた。森の木々もその空に、暗枝あんしをさしかわせて、ひっそり谷を封じたまま、何か凶事きょうじが起るのを待ち構えているようであった。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
いづこにかすずろげる春の暗示あんしよ……
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
山ノ井の千ちゃんは、あきれてしまって、とちゅうからもうだまっていることにして、しきりに暗視あんしテレビジョンのちょうしをかえながら艇外へするどい注意力をあつめている。
宇宙の迷子 (新字新仮名) / 海野十三(著)