“ありがと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
難有65.5%
有難33.6%
多謝0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三四郎は「えゝ、難有ありがとう、御蔭さまで」と云ふ様な事を真面目まじめに答へながら、したを向いて、御猪口おちよくの葡萄まめをしきりに突つつき出した。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
うンや、こう、お友達、お有難ありがとうよ。てめえにすっかり棚おろしをされちまっちゃ、江戸中は構わねえが、こちら様ばかしゃ、つらが出せねえ、やい。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「エ多謝ありがとう、だがもうちっのちにしましょう」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)