“あみかご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
網籠33.3%
網輿33.3%
編籠33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うずらはらかかえたなり、ホテルへ帰って勘定かんじょうを済まして、停車場ステーションかけつけると、プラットフォームに大きな網籠あみかごがあった。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
客人は重き罪人として網輿あみかごに送られ江戸に赴き候。自分家は御叱りの上七日間門をとざし営業停止申し附けられ候。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
私たちはここでまた余るほどの買物が出来た。はぎ編籠あみかご銅羅どら、甕、壺、徳利とっくり、紙、銀細工、竹細工、扇子せんす団扇うちわくしなど。実に旅に出てから市日を追うこと九日間に十二回。
全羅紀行 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)