“あぶらぐら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
油蔵50.0%
油藏50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
という、東大寺の油蔵あぶらぐらにちなんで世を諷する歌であった。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
なにも、油堀あぶらぼりだつて、そこにづらりとならんだくらが——なかには破壁やれかべくさえたのもまじつて——油藏あぶらぐらともかぎるまいが、めう油壺あぶらつぼ油瓶あぶらがめでもんであるやうで、一倍いちばい陰氣いんき
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)