“あさまいり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
朝詣75.0%
朝参25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは明治前でしたが、当時の両国橋の繁華といったら、大したもので、弁天の開帳の時などは、万燈まんとうおびただしく出て、朝詣あさまいりの有様ったらありませんでしたよ。
江戸か東京か (新字新仮名) / 淡島寒月(著)
背後うしろに立ったのが、朝参あさまいり婀娜あだたる美人で、罪もなく莞爾々々にこにこしながら、繻子しゅすの不断帯の間から、ふっくりと懐紙に包んだ紙入を抜いて取り、てのひらに拡げて緋地ひじ襤褸錦つづれにしきの紙入を開いた中から
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)