“あけち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
明智92.6%
明知7.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女子すら泰西たいせいの文字を学びこれに通ずる細川忠興ほそかわただおき夫人明智あけち氏の如きあり。その物質上精神上如何いかに偉大なる影響を及ぼしたるかは、夢想だも及ばざらん。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
十年に信長が明智あけち日向守光秀ひうがのかみみつひでに殺された。孝高父子は此時から木下秀吉ひでよしの下に附いて働き、十五年には孝高は豐前國ぶぜんのくに六郡の主にせられた。此時利安は領地を分けて貰つた。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
美濃の明知あけちから三州境へかかるこの峠も、七刻ななつを過ぎるとさびれだった。
雲霧閻魔帳 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
同 恵那えな明知あけち町字片平
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)