“あかねいろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:アカネイロ
語句割合
茜色96.4%
銅色3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空は愈々いよいよ青澄み、くらくなる頃には、あいの様に色濃くなって行った。見あげる山の端は、横雲の空のように、茜色あかねいろに輝いて居る。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
ここの内は燈火ともしびも欲しい暗さなのに、外を見やると、城外の遠い山肌に、かッと、晩秋の落日が、茜色あかねいろねかえっていた。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
虚空こくうには銅色あかねいろの日の髑髏どくろまろびかがやき
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)