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あおげ
ふりがな文庫
“あおげ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
青毛
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青毛
(逆引き)
『そうか。
和殿
(
わどの
)
の眼も、あれと見たか。——この春、諸国の牧から
上
(
のぼ
)
って来た四、五十頭のうちでも、まず、あの
青毛
(
あおげ
)
の
四歳駒
(
よんさいごま
)
に及ぶ
逸駿
(
いつしゅん
)
はない。こう見ていても、ほれぼれする』
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
侠党
(
きょうとう
)
七
士
(
し
)
の人々が、
御岳
(
みたけ
)
のすそ、
北多摩
(
きたたま
)
のふもとから
青毛
(
あおげ
)
、
月毛
(
つきげ
)
、
黒鹿毛
(
くろかげ
)
の
馬首
(
ばしゅ
)
をならべて、
銀
(
ぎん
)
のすすきの
波
(
なみ
)
をうつ秋の
武蔵野
(
むさしの
)
を西へさして
去
(
さ
)
ったのは、その
翌々日
(
よくよくじつ
)
のことであった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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