“ころもがえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
更衣68.8%
衣更31.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同じく衣を改めることを詠じながら、夏の更衣ころもがえと全然別の趣を捉えているのをとしなければならぬ。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
そのうち定期の三週間も過ぎて、御米の身体はおのずからすっきりなった。御米は奇麗きれいに床を払って、新らしい気のするまゆを再び鏡に照らした。それは更衣ころもがえの時節であった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
でも衣更ころもがえの晴着ぐらいは、買ってやれるとそう思った。
一枚絵の女 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
一ついで後ろに負ひぬ衣更ころもがえ 芭蕉
俳句はかく解しかく味う (新字新仮名) / 高浜虚子(著)