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『キキリツツリ』
ふりがな文庫
『
キキリツツリ
(
)
』
露子さんは継子で、いつもお母さんからいじめられて泣いてばかりいました。 夜は毎晩おそくまで御飯のあと片付けをしたり、お使いに遣られたりしました。寝る時はまた、お台所の際の板張りの上に薄い薄い蒲団を敷いて、たった一人ふるえながら寝なければなり …
著者
海若藍平
著者
夢野久作
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「九州日報」1923(大正12)年2月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
溜
(
ため
)
宜
(
い
)
止
(
と
)
詫
(
わび
)
妾
(
わたし
)
桟
(
さん
)
際
(
きわ
)
裡
(
うち
)
蒲団
(
ふとん
)
継子
(
ままこ
)
瞠
(
みは
)
中
(
うち
)
暫
(
しばら
)
度
(
ど
)
家
(
うち
)
宜
(
よろ
)
何卒
(
どうぞ
)
今朝
(
けさ
)