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『章魚木の下で』
ふりがな文庫
『
章魚木の下で
(
たこのきのしたで
)
』
南洋群島の土人の間で仕事をしていた間は、内地の新聞も雑誌も一切目にしなかった。文学などというものも殆ど忘れていたらしい。その中に戦争になった。文学に就いて考えることは益々無くなって行った。数ヶ月してから東京へ出て来た。気候ばかりでなく、周囲 …
著者
中島敦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「新創作」1943(昭和18)年新年号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
斯
(
こ
)
呆
(
ぼ
)
就
(
つ
)
迂闊
(
うかつ
)
見縊
(
みくび
)
粗
(
あら
)
稍々
(
やや
)
流石
(
さすが
)
朧
(
おぼろ
)
成程
(
なるほど
)
憑
(
つ
)
之
(
これ
)
堆高
(
うずたか
)
吃驚
(
びっくり
)
可笑
(
おか
)
却
(
かえ
)
兎
(
と
)
併
(
しか
)
些
(
いささ
)
之等
(
これら
)