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『こがらし』
ふりがな文庫
『
こがらし
(
)
:
――南駅余情――
(
――みなみえきよじょう――
)
』
こがらし、筑波おろし、そういう言葉を明治中期の東京の少年達は早くから知って居た。そうして其の言葉を、自分達の書くものの中などにも使って居た。それは寒さが今よりも早く来たし、衣料も今のように温い毛の物などが無く、風がひどく身に沁みて、始終人が …
著者
岩本素白
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約6分(500文字/分)
朗読目安時間
約10分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
下
(
さ
)
厳
(
きび
)
控邸
(
ひかえやしき
)
随
(
つ
)
繋
(
つなが
)
空
(
から
)
怖
(
こわ
)
乳鋲
(
にゅうびょう
)
御飯
(
ごはん
)
懐
(
ふところ
)
塔頭
(
たっちゅう
)
沁
(
し
)
湛
(
たた
)
堪
(
たま
)
偸盗
(
ちゅうとう
)
耶蘇
(
ヤソ
)
連尺
(
れんじゃく
)
酉
(
とり
)
閉
(
し
)