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『にじの歌』
ふりがな文庫
『
にじの歌
(
にじのうた
)
』
こちらの森から あちらの丘へ にじが橋をかけた。 だれが、その橋 渡る。 からすが三羽に 乞食が一人。 乞食はつえついて上がったが からすは、あわてておっこちた。 落ちたからすはどこへいった。 夕焼けの空へ。 上がった乞食はどこへいった。 …
著者
小川未明
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「おとぎの世界」1919(大正8)年9月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
上
(
あ
)
羽
(
ば
)
落
(
お
)
一人
(
ひとり
)
空
(
そら
)
町
(
まち
)
点
(
つ
)
火
(
ひ
)
渡
(
わた
)
消
(
き
)
橋
(
はし
)
森
(
もり
)
星
(
ほし
)
夕焼
(
ゆうや
)
乞食
(
こじき
)
丘
(
おか
)
世界
(
せかい
)
下
(
した
)