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『武士道の山』
ふりがな文庫
『
武士道の山
(
ぶしどうのやま
)
』
武士道は斜面緩かなる山なり。されど、此処彼処に往々急峻なる地隙、または峻坂なきにしも非らず。 この山は、これに住む人の種類に従って、ほぼ五帯に区分するを得べし。 その麓に蝟族する輩は、慄悍なる精神と、不紀律なる体力とを有して、獣力に誇り、軽 …
著者
新渡戸稲造
ジャンル
哲学 > 倫理学・道徳 > 武士道
初出
「英文新誌 三巻一七号」1906(明治39)年3月15日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
掌
(
つかさど
)
非
(
あ
)
出
(
い
)
親
(
したし
)
癒
(
いや
)
厭
(
いと
)
裏
(
うち
)
萎
(
な
)
易
(
やす
)
頗
(
すこぶ
)
衒
(
てら
)
荒
(
すさ
)
狎
(
な
)
此処
(
ここ
)
傲岸
(
ごうがん
)
放肆
(
ほうし
)
攀
(
よ
)
憐愍
(
れんびん
)
崎嶇
(
きく
)
嫺雅
(
かんが
)
喋々
(
ちょうちょう
)
処
(
ところ
)