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『天狗笑』
ふりがな文庫
『
天狗笑
(
てんぐわらい
)
』
むかし、ある山裾に、小さな村がありました。村のうしろは、大きな森から山になっていまして、前は、広い平野にうつくしい小川が流れていました。村の人たちは、平野をひらいて穀物や野菜を作ったり、野原に牛や馬を飼ったりして、たのしく平和にくらしていま …
著者
豊島与志雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「赤い鳥」1926(大正15)年7月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
伏
(
ぶ
)
鬼瓦
(
おにがわら
)
仕方
(
しかた
)
鬼
(
おに
)
馴
(
な
)
退治
(
たいじ
)
見馴
(
みな
)
膝
(
ひざ
)
穀物
(
こくもつ
)
気張
(
きば
)
次第
(
しだい
)
揃
(
そろ
)
意地
(
いじ
)
恰好
(
かっこう
)
山裾
(
やますそ
)
天狗
(
てんぐ
)
大人
(
おとな
)
土盛
(
つちも
)
円
(
まる
)