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『青衣童女像』
ふりがな文庫
『
青衣童女像
(
せいいどうじょぞう
)
』
木枯らしの夜おそく神保町を歩いていたら、版画と額縁を並べた露店の片すみに立てかけた一枚の彩色石版が目についた。青衣の西洋少女が合掌して上目に聖母像を見守る半身像である。これを見ると同時にある古いなつかしい記憶が一時に火をつけたようによみがえ …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「雑味」1931(昭和6)年9月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
扉
(
とびら
)
神田
(
かんだ
)
鴎外
(
おうがい
)
鳴戸
(
なると
)
頼光
(
らいこう
)
阿波
(
あわ
)
闇
(
やみ
)
錦
(
にしき
)
鋸引
(
のこぎりび
)
豊頬
(
ほうきょう
)
笠松
(
かさまつ
)
一瞥
(
いちべつ
)
田舎
(
いなか
)
流寓
(
りゅうぐう
)
楣間
(
びかん
)
柴
(
しば
)
果物
(
くだもの
)
明媚
(
めいび
)
崖
(
がけ
)
元旦
(
がんたん
)