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『雪の夜の話』
ふりがな文庫
『
雪の夜の話
(
ゆきのよのはなし
)
』
あの日、朝から、雪が降っていたわね。もうせんから、とりかかっていたおツルちゃん(姪)のモンペが出来あがったので、あの日、学校の帰り、それをとどけに中野の叔母さんのうちに寄ったの。そうして、スルメを二枚お土産にもらって、吉祥寺駅に着いた時には …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
空
(
す
)
死
(
じ
)
嫂
(
ねえ
)
怒濤
(
どとう
)
餓
(
う
)
途々
(
みちみち
)
覗
(
のぞ
)
蛍
(
ほたる
)
綺麗
(
きれい
)
眼蓋
(
まぶた
)
溜息
(
ためいき
)
二十
(
はたち
)
微笑
(
ほほえ
)
幽
(
かす
)
姪
(
めい
)
団欒
(
だんらん
)
呆
(
あき
)
可憐
(
かれん
)
凄
(
すご
)