以上いじよう)” の例文
世界大地震せかいだいぢしん記事きじおいて、人畜じんちくむほどの地割ぢわれの開閉現象かいへいげんしようおこつたのは、著者ちよしや鋭意えいい調しらべた結果けつか以上いじよう三回さんかいのみである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
以上いじようほか、ヨーロッパではスペインのマドリッド、デンマルクのコウペンハーゲン、スェーデンのストックホルムといふような都市としには
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
しかし九州きゆうしゆうにはこのたいにはひる土地とちがなく、四國しこく六千五百尺ろくせんごひやくしやく以上いじよう高山こうざん石槌山いしづちやま劍山つるぎやま)に、わづかにこのたい下部界かぶかいることが出來できます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
あなたがたにも、たゞむかしからのいひつたへだからといふ以上いじように、ほんとうに、人麿ひとまろのねうちをつてほしいとおもふのです。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
かなしいとへば商買しようばいがらをきらふかと一トくちはれて仕舞しまう、ゑゝうなりとも勝手かつてになれ、勝手かつてになれ、わたしには以上いじようかんがへたとてわたしかたわからぬなれば
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
以上いじよう諸種しよしゆの植物質器具は食物其他の物品ぶつぴんを容るるに用ゐられしならん。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
じつ著者ちよしやごときは、地震學ぢしんがく今日こんにち以上いじよう進歩しんぽしなくとも、震災しんさいほとんど全部ぜんぶはこれをまぬか手段しゆだんがあるとかんがへてゐるものゝ一人ひとりである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
以上いじようべましたように、支那しな朝鮮ちようせん石器時代せつきじだいのものは、その土器どきうへからて、日本につぽんのものとは關係かんけいゆうしてゐないようでありますが
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
以上いじようはなししたのは、つゞめていふとあつ𤍠帶ねつたいからだんおんかんといふふうにその各地方かくちほうてきしてよくそだ森林しんりん區域くいきと、そのたい特徴とくちようとでした。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
つぎに名高なだかうた書物しよもつは、萬葉集まんにようしゆう書物しよもつになつてのち百年ひやくねん以上いじようつてからた、古今集こきんしゆうといふ歌集かしゆうであります。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
それ以上いじよう歩行ほこうすることは困難こんなんであつて、たとひ階下かいかかうなどといふ間違まちがつたかんがへをおこしても、それは實行不可能じつこうふかのうであつた。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
ましてひとさる中間ちゆうかんともられる猿人えんじんなどは五十萬年ごじゆうまんねん、あるひはそれ以上いじようふるむかしのものとしなければならぬのでありまして
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
温度おんどでいへば、同温度どうおんど地方ちほうをつなぎあはせたせん、すなはち同温線どうおんせん攝氏十三度せつしじゆうさんど以上いじよう二十一度にじゆういちど以下いかです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
まへは、なぜそんなにいれずみがしてあるのか、といふ以上いじように、たしかな説明せつめい出來できひとがないのです。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
このほかイタリーにはシシリーとうにエトナ火山かざんたか三千二百七十四米さんぜんにひやくしちじゆうしめーとる)があり、以上いじようイタリーの四火山しかざん、いづれもわが日本郵船會社につぽんゆうせんかいしや航路こうろあたつてゐるので
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
それがすなはけむりばれる以所ゆえんである。かういふふうに噴出ふんしゆつはげしいとき電氣でんき火花ひばなあらはれる。性空上人しようくうしようにん霧島火山きりしまかざん神體しんたいみとめたものは以上いじよう現象げんしよう相違そういなからう。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
かうして鎔岩ようがんあらされた損害そんがいおほきいが、それよりも火山灰かざんばひのために荒廢こうはいした土地とち損害そんがい地盤沈下じばんちんかによつてうしなはれた附近ふきん水田すいでんあるひ鹽田えんでん損害そんがいはそれ以上いじようであつて
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)