“朝鮮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうせん54.2%
てうせん25.0%
ちようせん8.3%
おくに4.2%
テウセン4.2%
ヨボ4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先ず明智小五郎の事務所へ使つかいを出したが、明智氏はある重大犯罪事件のために、朝鮮ちょうせんに出張中で、急に帰らないという返事であった。
悪魔の紋章 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
此大勢このたいせいもつ推算すゐさんすると、朝鮮てうせん臺灣等たいわんとう輸入超過ゆにふてうくわ合算がつさんしても、年末迄ねんまつまでには一おく六七千萬圓まんゑん大凡おほよそ豫想よさういたのであつた。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
ところが、その多分たぶん朝鮮ちようせん支那しなふうつたはつたのでありませうが、よこからはひるながいし部屋へやつかなかつくられることになりました。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
あすこのマダムはやっぱり朝鮮おくにの人で、ズット前から心安いのよ。ロッキー・レコードの支配人の第二号なんですからね。今度の話もあのマダムが世話してくれたのよ
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
支那シナごと朝鮮テウセンごときはえずその侵害しんがいかふむりつゝある、此時このときあたつて、東洋とうやう覇國はこくともいふわが大日本帝國だいにつぽんていこくそのところじつおもく一ぱう東洋とうやう平和へいわたもたんが
……ナアンダ朝鮮ヨボ公か……コンナ処まで浮かれて来るなんて呑気な奴も在るもんだ。アッチへ行け。何も無いオブソ何も無いオブソ
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)