“東洋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうよう50.0%
とうやう40.0%
オンアン10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ローマ時代じだい文化ぶんかかた古美術品こびじゆつひんはもとより支那しな日本につぽんのような東洋とうようのものを多數たすう、しかもすぐれたものをあつめてあります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
何處どこでもなが航海かうかいでは船中せんちゆう散鬱うさばらしにと、茶番ちやばん演劇えんげき舞踏ぶたうもようしがある。こと歐洲をうしう東洋とうやうとのあひだ全世界ぜんせかいもつとなが航路かうろであればかゝ凖備じゆんびは一そうよくとゝなつてる。
山下町の支那語韻の街まで彼女を追跡すると支那劇場の喧噪けんそうな音楽の前でマリは東洋オンアン族を驚かすような音を立てて倒れると、地上を寝床にして唇から泡を吹きながらタヌキ寝人を始めた。
スポールティフな娼婦 (新字新仮名) / 吉行エイスケ(著)