“進歩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんぽ84.2%
プログレス5.3%
すすむ5.3%
すゝみ5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「これが成功せいこうしたら、まったく、なかわってしまうだろう。いったい、このさき、どこまで科学かがくちから進歩しんぽするものだろうか?」
おばあさんとツェッペリン (新字新仮名) / 小川未明(著)
むろんカンカン(卑猥な舞踏の一種)です。それもほかにはとうていないような、またわたしの時代にもなかったようなやつです。さよう、これにも進歩プログレスが見えますよ。
いや実にうまいものだ。この力強い文章はどうだ。それに引証の該博さは。……この塩梅あんばい進歩すすむとしたら五年三年の後が思い遣られる。まず一流という所だろう。
戯作者 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
鐵車てつしや進歩すゝみ兎角とかくおもはしくない、運轉係うんてんがゝり水兵すいへいも、此時このとき餘程よほど疲勞つかれてえたので、わたくしかんがへた、人間にんげん精力ちからにはかぎりがある、いまからかゝる深林しんりん突進とつしんするのは