“塩梅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あんばい94.0%
あんべえ3.8%
あんべい1.9%
あんばえ0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いい塩梅あんばい半月ばかりは何事もないので、少し安心する間もなく、六日前にまた一人、今度は日本人が行くえ不明になったんです。
麻畑の一夜 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
作「話したってかんべえ、それで其の蚊帳かやア質屋へ持って行こうって取りに掛ると、女房かみさん塩梅あんべえわりいし赤ん坊は寝て居るし」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
塩梅あんべいでも悪くはないかと、案じて様子を聞きにまいりましたのでがんすと云って、どうかお取次を願いていもんです
しの「誰方どなただか知りませんが、どうぞ此方へ這入ってお呉んなせえまし、塩梅あんばえわりいから立ってけねえでがんす」