“森林”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんりん76.9%
もり15.4%
はやし7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(ロ)水源すいげん涵養かんよう。 森林しんりんはかように雨量うりよう調節ちようせつすることが出來できると同時どうじ一方いつぽうでは水源すいげんやしなひとなり、河水かすいれるのをふせぎます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
丁度ちやうど此時このとき一度いちど逃去にげさつたる猛獸まうじうは、ふたゝ其處此處そここゝ森林もりからあらはれてたが、つる/\と空中くうちうに、のぼつて吾等われら姿すがたて、一種いつしゆ異樣ゐやう咆哮ほうかうした。つひに、吾等われら五人ごにん安全あんぜんに、輕氣球けいきゝゆうたつした。
四方カラリと吹き払われ空の蒼さや雲の徂徠ゆききまで自由に見られた。灌木帯と違い、森林はやしの中は暗かった。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)