“涸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
86.3%
かわ7.3%
かれ1.8%
から1.4%
0.9%
0.5%
かは0.5%
0.5%
0.5%
アサ0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(ロ)水源すいげん涵養かんよう。 森林しんりんはかように雨量うりよう調節ちようせつすることが出來できると同時どうじ一方いつぽうでは水源すいげんやしなひとなり、河水かすいれるのをふせぎます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
朝、胃痛ひどく、阿片あへん丁幾チンキ服用。ために、咽喉のどかわき、手足のしびれるような感じがしきりにする。部分的錯乱と、全体的痴呆。
光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)
あんまひどすぎる」と一語ひとことわずかにもらし得たばかり。妻は涙の泉もかれたかだ自分の顔を見て血の気のないくちびるをわなわなとふるわしている。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
今朝アタリハ空気ガ乾燥シ、老人ノのどガカラ/\ニ干からビ、風邪かぜヒキ加減ニナッテイルセイデ、呼吸ガ喉ヲ入ッタリ出タリスル度毎ニピイピイト云ウ音ヲ発スル。
瘋癲老人日記 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
が、次第に物をいう力さえれになって、果はくちばかり動くけれど、言葉はもう聴きとれなかった。
老嬢と猫 (新字新仮名) / モーリス・ルヴェル(著)
大徳のさすがに、此の毒ある流をば、九八などせては果し給はぬや。いぶかしき事を九九足下そこにはいかにわきまへ給ふ。
雲雀は食べ物はおろか水一滴なくて、今にも喉がかはいて死にさうになつてゐたのでした。
雛菊と雲雀と少年の話 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
まるで胸の中もあがってしまいました、あれの小さい着物を見ては泣き、シャツや靴を見ては泣くのでございます。
海を渡って少眠まどろむ内、諸竜にその珠を盗まれしが、眼覚めて、珠をとりかえさずばついに空しく帰らじと決心し、一の亀甲をって海水を汲みさんとした。
このみは、わがみならず。クシの神、常世にいます、イハ立たす少名御神の、神壽カムホぎ狂ほし、豐壽トヨホぎ壽ぎ𢌞モトホし、マツり來しみぞ。アサせ。ささ(仲哀記)