黒いちょうとお母さんくろいちょうとおかあさん
このごろ毎日のように昼過ぎになると、黒いちょうが庭の花壇に咲いているゆりの花へやってきます。 最初、これに気がついたのは、兄の太郎さんでした。 「大きい、きれいなちょうだな。小鳥ぐらいあるかしらん。弟が見つけたら、きっとつかまえてしまうだろ …
作品に特徴的な語句
ぶん 少女しょうじょ 最初さいしょ なか あに ひか 川開かわびら こわ 採集さいしゅう ほう 祖母おばあ 突然とつぜん 舌打したう はな かみなり しず おと 不安ふあん 世界せかい なら 二人ふたり 二郎じろう 今年ことし 仕事しごと ぼく 兄弟きょうだい ひかり まえ とも 口々くちぐち ふる よろこ 垣根かきね なつ おお 太郎たろう おんな 姿すがた 子供こども 学校がっこう うち 小舎こや 小鳥ことり 屋根やね やま かえ 平和へいわ 年数ねんすう 幾羽いくわ にわ おとうと 心配しんぱい おも あい おし はや 昆虫こんちゅう むかし 昨日きのう 昼過ひるす 時分じぶん 標本ひょうほん ある ころ かあ 毎日まいにち とう 田舎いなか まち しろ 種子たね そら 空想くうそう あみ 縁側えんがわ はね 翌日よくじつ