幕末維新懐古談ばくまついしんかいこだん63 佐竹の原へ大仏を拵えたはなし63 さたけのはらへだいぶつをこしらえたはなし
私の友達に高橋定次郎氏という人がありました。この人は前にも話しました通り高橋鳳雲の息子さんで、その頃は鉄筆で筒を刻って職業としていました。上野広小路の山崎(油屋)の横を湯島の男坂の方へ曲って中ほど(今は黒門町か)に住んでいました。この人が常 …
作品に特徴的な語句
きり たい 大概あらまし いじ がね 上塗うわぬ かわ はい いん 各自てんで かじ かこい まね がみ 鉄筆てっぴつ 頃合ころあ 下地したじ 串戯じょうだん 丸太まるた 久米くめ 人足にんそく 仲善なかよ 何処どこ 何程いくら もう 其所そこ 円蓋えんがい 千住せんじゅ 口裡くちうら 吹聴ふいちょう うわさ びん 多忙いそが 大握おおつか 大橋おおはし あな 小供こども 小口こぐち 小言こごと 差図さしず 布片きれ 平内へいない 幾金いくら 彩色さいしき 悠然ゆうぜん 指図さしず つか かた うま さか 智慧ちえ いわ 枇杷びわ 果物くだもの わく かき 梅若うめわか 梯子はしご 棟梁とうりょう 概略あらまし 此所ここ とし 湯島ゆしま 滑稽こっけい 漆喰しっくい 漠然ばくぜん くぐ ひと はなは 男坂おとこざか 発意ほつい 突飛とっぴ 竹笊たけざる 竿幟のぼり 笑談じょうだん つつ 素人しろうと 綽名あだな まか そび はだ はら わき ひざ 膝頭ひざがしら ふた
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