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筒
ふりがな文庫
“筒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つつ
60.3%
つゝ
22.2%
とう
7.9%
づつ
4.8%
かん
1.6%
つ
1.6%
づゝ
1.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つつ
(逆引き)
円筒というのは、ブリキ製の
筒
(
つつ
)
で、その中の二
米
(
メートル
)
を落下するに要する時間を測った。その測定器の概略は第33図に示す如くである。
雪
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
筒(つつ)の例文をもっと
(38作品)
見る
つゝ
(逆引き)
夜具などの入つてゐる長持に腰かけて、窓の方を向いた孝一は、紺がすりの
筒
(
つゝ
)
つぽの袂をピンとはねて、可憐な眉をひそめた。
父の帰宅
(新字旧仮名)
/
小寺菊子
(著)
筒(つゝ)の例文をもっと
(14作品)
見る
とう
(逆引き)
こう
仰有
(
おっしゃ
)
って若殿様は、じっと父上の御顔を御見つめになりました。が、大殿様はまるでその御声が聞えないように勢いよく
筒
(
とう
)
を振りながら
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
筒(とう)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
づつ
(逆引き)
陳氏はそれに口火をあてて、急いでのろし
筒
(
づつ
)
に投げ込みました。しばらくたって、「ドーン」けむりと
一緒
(
いっしょ
)
に、さっきの玉は、汽車ぐらいの速さで青ぞらにのぼって行きました。
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
筒(づつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
かん
(逆引き)
今までは注射
針
(
しん
)
を以て左の腕の静脈から血を採って居たが、今回だけは、僕の左の
橈骨
(
とうこつ
)
動脈にガラス管をさしこみ、その
儘
(
まゝ
)
ゴム
筒
(
かん
)
でつないで、僕の動脈から
恋愛曲線
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
筒(かん)の例文をもっと
(1作品)
見る
つ
(逆引き)
彼は平太郎に向って
某
(
ある
)
寺で大般若経を空中に投りあげて、和尚をはじめ参詣人を恐れさした古狸や、また、某祠を三
筒
(
つ
)
に見せて人を驚かした古猫やを蹄で捕獲した話などを聞かし
魔王物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
筒(つ)の例文をもっと
(1作品)
見る
づゝ
(逆引き)
寄
(
よつ
)
て
三升
(
みます
)
の
目印
(
めじるし
)
、
門前
(
もんぜん
)
に
市
(
いち
)
を
為
(
な
)
すにぞ、のど
筒
(
づゝ
)
の
往来
(
わうらい
)
かまびすしく、笑ふ
声
(
こゑ
)
富士
(
ふじ
)
筑波
(
つくば
)
にひゞく。
落語の濫觴
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
筒(づゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“筒”の意味
《名詞》
(つつ)柱状で長軸方向に中空であるもの。
(出典:Wiktionary)
“筒”の解説
筒(つつ)とは、細長い棒状の物体で、中心がくり抜かれているもの。類義語にパイプ、チューブ、管などがあるが、それぞれ指す対象が僅かに異なり、筒といった場合には通常、比較的剛性が高く、自由な変形はしないものをさす。
(出典:Wikipedia)
筒
常用漢字
中学
部首:⽵
12画
“筒”を含む語句
筒袖
煙筒
竹筒
喞筒
吸筒
烟筒
一筒
筒口
井筒
円筒
筒服
筆筒
吹筒
筒切
筒抜
大筒
煙管筒
筒井
花筒
筒先
...
“筒”のふりがなが多い著者
押川春浪
与謝野寛
南部修太郎
三遊亭円朝
牧野富太郎
林不忘
夏目漱石
パウル・トーマス・マン
久保田万太郎
吉川英治