『夜の靴(よるのくつ):――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師)(――ぼくじんよるくつをはいてさる、せきじょあかつきにぼうしをかぶりてかえる(しげつぜんし))』
八月——日 駈けて来る足駄の音が庭石に躓いて一度よろけた。すると、柿の木の下へ顕れた義弟が真っ赤な顔で、「休戦休戦。」という。借り物らしい足駄でまたそこで躓いた。躓きながら、「ポツダム宣言全部承認。」という。 「ほんとかな。」 「ほんと。今 …
作品に特徴的な語句
戦(おの) 架(はさ) 目標(めじる) 匐(はらば) 対(む) 偽(に) 生(な) 冗戯(ふざ) 唐黍(とうもろこし) 悪狡(わるずる) 外(そ) 孰方(いずれ) 米(まい) 紅(くれない) 羞(はずか) 凋(しお) 呍咐(いいつ) 噛(かじ) 定(きま) 尽(ことごと) 悪(にく) 敵(かな) 有漏(うろう) 梯子(ばしご) 毮(も) 水腫(みずば) 泛(う) 洩(もら) 煎(い) 纏(まとま) 翳(かげ) 聳立(そばだ) 舁(か) 訊(たず) 蹌踉(よろ) 阿母(おふくろ) 餅搗(もちつ) 鼾声(かんせい) 一寸(ちょっと) 云云(うんぬん) 仆(たお) 介意(かま) 伊達(だて) 俎(まないた) 俤(おもかげ) 俯向(うつむ) 僅(わず) 凭(もた) 剃刀(かみそり) 剽悍(ひょうかん) 剽軽(ひょうきん) 匐(は) 半被(はっぴ) 南瓜(かぼちゃ) 呂律(ろれつ) 周章(あわ) 呶鳴(どな) 呻(うめ) 咬(か) 唸(うな) 啀(いが) 喚(わめ) 噯(おくび) 噸(トン) 囁(ささや) 団扇(うちわ) 夏臘(げろう) 奄奄(えんえん) 対(むか) 小鰈(こがれい) 尤(もっと) 山襞(やまひだ) 干瓢(かんぴょう) 廂(ひさし) 引摺(ひきず) 忰(せがれ) 忽(たちま) 悉(ことごと) 愕(おどろ) 手馴(てな) 抛(ほう) 抹香(まっこう) 捌(さば) 掩(おお) 搗(つ) 擡(もた) 攪(か) 敦樸(とんぼく) 敲(たた) 断(き) 明礬(みょうばん) 暢気(のんき) 朧(おぼろ) 杓子(しゃくし) 条目(すじめ) 枡(ます) 柘植(つげ) 梳(す) 棲家(すみか) 楢(なら)