“啀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いが96.7%
3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「その男が見えなくなると、半次さんと助七さんが裏表から入って、いきなりいがみ合いを始めましたよ。あれは大笑いで、へッへッ」
このネオン横丁で、毎日のようにいがみ合っているのは、うちの人と女坂の旦那なんです。いつだかも、脅迫状なんかよこしましてね
ネオン横丁殺人事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
千匹猿をみ合わせたように、キャッキャッと、目も当てられぬ乱軍であります。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「どうしたんだ。わからねえや」三上はむように怒鳴った。
海に生くる人々 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)