鼻口びこう)” の例文
老公が馬の背からいうと、林助はくさめを放った鼻口びこうへ、あわてて懐紙かいしを当てがいながら
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
曲れる鉄の道具を鼻口びこうより挿入して、脳髄を残りなく取出し、かくして空虚となれる頭蓋と胴体を棕梠酒しゅろしゅにて洗浄、頭蓋には鼻孔より没薬もつやく等の薬剤を注入し、腹腔には乾葡萄其他そのたの物を填充てんじゅう
(新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)