黙々もく/\)” の例文
旧字:默々
銃架じうかよ、おまへはおれの心臓しんざう異様いやう戦慄せんりつあたへる——のやうな夕日ゆふひびておまへ黙々もく/\すゝむとき
私はやはり、黙々もく/\として、心の中で「今に見ろ」という覚悟で暮しましたが、復讐すべき人間があまりに多くなってしまいには誰を槍玉にあげてよいか迷うようになりました。
痴人の復讐 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)