“黒紋付”の読み方と例文
読み方割合
くろもんつき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
女が三四人次の間に黙って控えていた。遺骸は白いで包んでその上に池辺君の平生着たらしい黒紋付が掛けてあった。顔も白いしで隠してあった。
三山居士 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
二者を比較すると『都の花』は羽二重黒紋付の如く、『我楽多文庫』は飛白の羽織の如き等差があった。
美妙斎美妙 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
「このでそんな重いものを差したらさぞ苦しいでしょうね」と自分が聞くと、母は「いくら重くっても、生涯に一度はね……」と云って、れの黒紋付白襟との合い具合をしきりに気にしていた。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)