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黒手
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くろて
ふりがな文庫
“
黒手
(
くろて
)” の例文
そして
扉
(
ドア
)
に手をかけると、グッと手前へ開いた。そこには
外面
(
とのも
)
の
黒手
(
くろて
)
のような
暗闇
(
やみ
)
ばかりが眼に
映
(
うつ
)
った。
赤外線男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
其の時店先へ立止りました
武士
(
さむらい
)
は、ドッシリした
羅紗
(
らしゃ
)
の
脊割羽織
(
せわりばおり
)
を
着
(
ちゃく
)
し、
仙台平
(
せんだいひら
)
の
袴
(
はかま
)
、
黒手
(
くろて
)
の
黄八丈
(
きはちじょう
)
の
小袖
(
こそで
)
を
着
(
き
)
、四分一
拵
(
ごしら
)
えの大小、寒いから黒縮緬の頭巾を
冠
(
かぶ
)
り
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“黒手”の解説
黒手(くろて)は能登(現在の石川県)戸板村に現れたとされる妖怪。浅香山井による江戸時代の随筆『四不語録』6巻「黒手切り」(くろてぎり)に記述がある。
(出典:Wikipedia)
黒
常用漢字
小2
部首:⿊
11画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“黒手”で始まる語句
黒手組
黒手八丈