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黄門
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こうもん
ふりがな文庫
“
黄門
(
こうもん
)” の例文
もとより身は
黄門
(
こうもん
)
の高貴にあるし、
剛愎
(
ごうふく
)
な性情なので、ひとに屈したり
諂
(
へつ
)
らうことなど知りそうもないが、若い者たちの心をよく酌んで、稀に
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
黄門
(
こうもん
)
の報称に拠るに、五月初六日より、一千丈の
巨蟒
(
きょもう
)
来り、宮外に
盤踞
(
ばんきょ
)
し、内外臣民を
呑食
(
どんしょく
)
する一万三千八百余口、過ぐる所の宮殿、
尽
(
ことごと
)
く
邱墟
(
きゅうきょ
)
と成りて等し。
蓮花公主
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
黄門
(
こうもん
)
どの——日満は資朝のことをこう呼んだ——黄門とは中納言の別称だからであろう。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
致仕
(
ちし
)
したひととはいえ三家の
長者
(
ちょうじゃ
)
、前副将軍
黄門
(
こうもん
)
である。
閣老
(
かくろう
)
や
側衆
(
そばしゅう
)
たりとも甚だしくあつかい難いのである。ことに
春雷一震
(
しゅんらいいっしん
)
のような畏怖をおぼえたのは大奥の
女人国
(
にょにんこく
)
だったにちがいない。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
“黄門”で始まる語句
黄門光圀卿
黄門記童幼講釈
黄門公
黄門卿
黄門記
黄門侍郎
黄門光圀公