“春雷一震”の読み方と例文
読み方割合
しゅんらいいっしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
致仕ちししたひととはいえ三家の長者ちょうじゃ、前副将軍黄門こうもんである。閣老かくろう側衆そばしゅうたりとも甚だしくあつかい難いのである。ことに春雷一震しゅんらいいっしんのような畏怖をおぼえたのは大奥の女人国にょにんこくだったにちがいない。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)