黄奎こうけい)” の例文
黄奎こうけいは夜おそく家へ帰った。さすがに酒も発せず、すぐ寝房ねやへ入った。彼には妻がなく、李春香りしゅんこうというめいが彼の面倒を見ていた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして直ちに、密車二隊をはしらせ、一手は黄奎こうけいを捕縛し、一手は馬騰の家を襲って、即座に二人を召捕ってこさせた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
曹操の門下侍郎じろう黄奎こうけいというものが、馬騰を訪れて
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)