“侍郎”の読み方と例文
読み方割合
じろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、彼は悠々と内へ進んでいったが、さらに中門ちゅうもん侍郎じろうへむかって、訪れを再びした。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
傴僂せむしのように体を屈めてむやみにお辞儀をする者が家の中に一ぱいになった。参朝すると六卿がうやまいあわてて、はきものをあべこべに穿いて出て迎えた。侍郎じろうの人達とはちょっと挨拶して話をした。
続黄梁 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
宮中の侍郎じろう王粲おうさん和洽かごう杜襲としゅうなどという軽薄輩で
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)