“麁布”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あらたえ50.0%
あらぬの50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ムカバキが解けて落ちると、いい加減よれよれになつた麁布あらたえ括緒くくりお袴があらはれる。そこへ小黒が黒い上沓をもつてはいつてくる。
春泥:『白鳳』第一部 (新字旧仮名) / 神西清(著)
阿波の三好みよし美馬みま海部かいふ等の諸郡では、山村いたる処にタフを生産する。是はかじの木の皮または葛や藤の皮を織った麁布あらぬのであると、『阿波志あわし』という書には記している。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)