鳥眼とりめ)” の例文
哲別ジェベ それが、その、なんだ、私の行きたいのは山々だが、年齢としのせいか鳥眼とりめの気味でな、夜になると何も見えん——。
巴里では栄養不良の一種で鳥眼とりめになってしまいました。夜分になると視力が衰え、何をする勇気もないのです。
文学的自叙伝 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
その上ひどい鳥眼とりめだからおよそ泥棒とは縁の遠い御仁體だ