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鯉丈
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りじょう
ふりがな文庫
“
鯉丈
(
りじょう
)” の例文
現に九月には私の志ん生、文楽両君と主宰している寄席文化向上会で
鯉丈
(
りじょう
)
の『和合人』発表の企画がある。くれぐれも
加餐
(
かさん
)
を祈ってやまない。
随筆 寄席囃子
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
四方太
(
しほうだ
)
は『
八笑人
(
はっしょうじん
)
』の愛読者なりといふ。
大
(
おおい
)
にわが心を得たり。恋愛小説のみ
持囃
(
もてはや
)
さるる中に
鯉丈
(
りじょう
)
崇拝とは珍し。
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
根が三馬
鯉丈
(
りじょう
)
系統の戯作者
肌
(
はだ
)
に出来上った男だから、いつも月夜に米の飯で暢気に暮し、貧乏にも借金にも少しも
怯
(
め
)
げずに、執達吏の応接などは手に入ったもんだった。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
また、この頃から再び江戸文芸にあらためて
昵
(
なず
)
みはじめた。それも、秋成や西鶴などの高踏的なものより、
鯉丈
(
りじょう
)
の八笑人のような作品の人物に、より多くの親しみを感じていた。
忘れ残りの記:――四半自叙伝――
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鯉
漢検準1級
部首:⿂
18画
丈
常用漢字
中学
部首:⼀
3画
“鯉”で始まる語句
鯉
鯉口
鯉魚
鯉幟
鯉汁
鯉屋
鯉角
鯉淵要人
鯉口半纏
鯉川