髪上くしあ)” の例文
院が昔このお后の入内じゅだいの時お贈りになった髪上くしあげの用具に新しく加工され、しかももとの形を失わせずに見せたものが添えてあった。
源氏物語:34 若菜(上) (新字新仮名) / 紫式部(著)
中宮ちゅうぐうから白い唐衣からぎぬ小袖こそで髪上くしあげの具などを美しくそろえて、そのほか、こうした場合の贈り物に必ず添うことになっている香のつぼには支那しな薫香くんこうのすぐれたのを入れてお持たせになった。
源氏物語:29 行幸 (新字新仮名) / 紫式部(著)