高襟ハイカラ)” の例文
是れは恰も我國の高襟ハイカラと同意義に用ゐられて居る。學堂總要には「外國の名詞を襲用することを禁じ、以て國文を存し、士風を端しくすべし」
支那近世の国粋主義 (旧字旧仮名) / 狩野直喜(著)
いかにこじつけたくても、フィンランドの鳥獣と東京の高襟ハイカラや、江戸前のすしとを連結すべき論理の糸は見つからない。
なぜかと云うと元来がんらいこの私と云う——こうしてフロックコートを着て高襟ハイカラをつけて、ひげやして厳然と存在しているかのごとくに見える、この私の正体がはなはだ怪しいものであります。
文芸の哲学的基礎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)