“騎行”の読み方と例文
読み方割合
きこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
炎天を、騎行きこうして来たので、鎧のかわ小貫こざねけきっていた——大汗にまみれて彼は今、ようやくたどり着いた田楽狭間でんがくはざまの芝山で駒の背から降りた。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
太古の森の下蔭を騎行きこうしたのですが、森の深さは行くに従って極まる所を知らず、どう行けばここを出ることが出来るのか、再び最初の入口に帰るとしてもその道筋も分らぬ感じで
パノラマ島綺譚 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)