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駈附
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かけつ
ふりがな文庫
“
駈附
(
かけつ
)” の例文
この時
最寄
(
もより
)
の交番より巡査
真黒
(
まっくろ
)
になりて
駈附
(
かけつ
)
けつ、暴行を制せんとすれば、お丹先んじて声を懸け
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
家に
仕
(
つか
)
ふる者ども、其物音に
駈附
(
かけつ
)
けしも、主人が血相に
恐
(
おそれ
)
をなして、
留
(
とゞ
)
めむとする者無く、
遠巻
(
とほまき
)
にして打騒ぎしのみ。
殺尽
(
ころしつく
)
せしお村の死骸は、竹藪の中に
埋棄
(
うづみす
)
てて、
跡弔
(
あととむらひ
)
もせざりけり。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
駈
漢検準1級
部首:⾺
15画
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
“駈”で始まる語句
駈
駈出
駈落
駈引
駈込
駈上
駈足
駈寄
駈下
駈付