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馬鎧
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うまよろい
ふりがな文庫
“
馬鎧
(
うまよろい
)” の例文
器用者の
侯健
(
こうけん
)
は、やき物の
窯場
(
かまば
)
も設けて、
陶器
(
すえもの
)
を焼きはじめ、武器の
工廠
(
こうしょう
)
では、
連環
(
れんかん
)
の
馬鎧
(
うまよろい
)
からカギ鎗、
葉鉄
(
うすがね
)
の
鎧
(
よろい
)
、またあらゆる兵具を、日夜さかんに作っていた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さらに禁軍武器庫に眠っていた大量な“
網鎖
(
あみぐさり
)
の
馬鎧
(
うまよろい
)
”までぞッくり装備に積んで行った。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“馬鎧(バーディング)”の解説
バーディング(Barding、またはbard、barb)あるいは馬鎧(ばがい、うまよろい)とは、馬用の鎧のことである。中世後期になると、騎士の防御力が高くなったことから、騎士を乗せている馬が狙われるようになった。
イングランドでは、14世紀のバノックバーンの戦いでスコットランドの歩兵に馬を殺され苦戦させられ、同世紀のクレシーの戦いでは、弓兵に馬を射殺され下馬したフランスの騎士を殺すという戦訓を経て、馬を防御するバーディングが開発された。
(出典:Wikipedia)
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
鎧
漢検準1級
部首:⾦
18画
“馬”で始まる語句
馬鹿
馬
馬鈴薯
馬丁
馬蹄
馬糞
馬子
馬車
馬士
馬酔木