“馬肥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うまごえ50.0%
うまごやし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
農民一「はあ、まぁんつ、人並よりは、やったます。百刈りでば、まずおらあだり一反四なんだ、その百刈りさ、馬肥うまごえ、十五だん豆粕まめかす一俵、硫安りゅうあん十貫目もやったます。」
植物医師:郷土喜劇 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
そうして周りの、紫の玉を綴った紅苜蓿べにつめぐさや、四つ葉の黄の花の馬肥うまごやしやとすれすれに落ちついたいい静まりを匂わしていた。あの水を緬羊も飲みに近寄るのだなと私はまた透かして見た。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)