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香典
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こうでん
ふりがな文庫
“
香典
(
こうでん
)” の例文
去年の春、娘が死んだと云って赤瀬が満洲に行く時、
僅
(
わず
)
かながら、心ばかりの
香典
(
こうでん
)
を包んでことづけたことがあった。
糞尿譚
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
「男類、女類、猿類、いや、女類、男類、猿類の順か、いや、猿類、男類、女類かな? いや、いや、猿類、女類、男類の順か。ああ、痛え。乱暴はいかん。猿類、女類、男類、か。
香典
(
こうでん
)
千円ここへ置いて行くぜ。」
女類
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
「礼状書かんとってな、
香典
(
こうでん
)
の方もやで」
暦
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
“香典”の意味
《名詞》
(仏教)仏式の弔事において死者に供える金銭。
(出典:Wiktionary)
“香典”の解説
香典(こうでん。香奠とも表記)とは、仏式等の葬儀で死者の霊前等に供える金品をいう。香料ともいう。「香」の字が用いられるのは、香・線香の代わりに供えるという意味であり、「奠」とは霊前に供える金品の意味である。通例、香典は、香典袋(不祝儀袋)に入れて葬儀(通夜あるいは告別式)の際に遺族に対して手渡される。
(出典:Wikipedia)
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
典
常用漢字
小4
部首:⼋
8画
“香”で始まる語句
香
香具師
香気
香港
香炉
香華
香奠
香花
香爐
香水