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餅草
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もちぐさ
ふりがな文庫
“
餅草
(
もちぐさ
)” の例文
おれは今まで
畠
(
はたけ
)
にいたが、
餅草
(
もちぐさ
)
どころじゃあらすか。きょうのお通りは
正五
(
しょういつ
)
つ
時
(
どき
)
だげな。殿様は下町の
笹屋
(
ささや
)
の前まで馬に
騎
(
の
)
っておいでで、それから御本陣までお
歩行
(
ひろい
)
だげな。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
うこぎの芽にはやや早く、竹の子にもまだ早くて、今は山家も
餅草
(
もちぐさ
)
の季節であるが、おばあさんはたまの里帰りの孫娘のために、あれも食わせてやりたい、これも食わせてやりたいと言う。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“餅草(ヨモギ)”の解説
ヨモギ(蓬・艾・蕭、学名: Artemisia indica var. maximowiczii)は、キク科ヨモギ属の多年草。日当たりのよい原野や道端などに集団を作って生えて、高さは1メートル前後になり、初秋に地味な花をつけて、風媒花のため多量の花粉を飛ばす。春の地表に生えた若芽は食用になり、餅に入れられることから、別名モチグサ(餅草)ともよばれる。灸のもぐさ、漢方薬の原料になるなど利用価値がある。
(出典:Wikipedia)
餅
常用漢字
中学
部首:⾷
15画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
“餅”で始まる語句
餅
餅搗
餅屋
餅花
餅菓子
餅肌
餅撒
餅網
餅々
餅臼