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食辛抱
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くいしんぼう
ふりがな文庫
“
食辛抱
(
くいしんぼう
)” の例文
喜いちゃんは、やあい
食辛抱
(
くいしんぼう
)
と云いながら、
走
(
か
)
け
出
(
だ
)
して
家
(
うち
)
へ
這入
(
はい
)
った。しばらくすると喜いちゃんの家で大きな笑声が聞えた。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「あの細君もやり手らしい。
食辛抱
(
くいしんぼう
)
だからこんなことになりましたって、小室君を
扱
(
こ
)
き
下
(
おろ
)
す」
秀才養子鑑
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
是は決して乃公が
食辛抱
(
くいしんぼう
)
だからじゃない。
何人
(
だれ
)
だって風邪をひけば咳が出る。悲しい事を考えれば涙が出る。甘い物の事を想えば涎が出る。
当然
(
あたりまえ
)
の話だ。
賤
(
いや
)
しいなんて言えば
酷
(
ひど
)
い目に会わしてやる。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
食
常用漢字
小2
部首:⾷
9画
辛
常用漢字
中学
部首:⾟
7画
抱
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“食辛”で始まる語句
食辛棒